ここではアロマテラピー検定対策として、精油が身体に作用するしくみと、アロマテラピーの活用法を紹介しています。

Contents

アロマテラピー検定対策【精油が作用するしくみ】

嗅覚器から脳に伝わるしくみ

精油は嗅覚器から電気信号によって脳に伝わります。

鼻にある嗅上皮の嗅細胞で受容 → 電気信号(インパルス)に変換 → 嗅神経を通じて嗅球に達する。

嗅球から2つのルートに分かれる

  • 大脳辺縁系ルート
  • 視床・視床下部 → 大脳皮質ルート

皮膚から身体へ伝わるしくみ

皮膚の表皮はバリア機能により果物を体内に入れないようにできています。精油は分子が小さく親油性であるため皮膚内に浸透します。

呼吸器から身体へ伝わるしくみ

精油の香りをかぐと呼吸とともに、精油成分が体内に吸収されます。その後、体内をめぐり代謝されます。

口から入った精油成分が身体へ伝わるしくみ

消化器の粘膜より血管に入り血液循環によって身体に伝わります。大量の精油成分が体内に入る危険性があるため、AEAJではおすすめしていません。

アロマテラピー検定対策【アロマテラピーの活用法】 

芳香浴法

ティッシュペーパーやハンカチ、専用器具などを使って、精油の芳香成分を、拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える方法です。

沐浴法・・・全身浴法/半身浴法/部分浴法

  • 全身浴法・・・精油をお湯に入れて、全身を浸けます。一般的な入浴方法です。
  • 半身浴法・・・心臓は浸からず、みぞおちあたりまでつかる入浴方法です。
  • 部分浴法・・・足をお湯につける足浴法や、手をお湯につける手浴法などがあります。      

吸入法

ティッシュペーパーやハンカチなどに、精油をたらし、精油成分を鼻や口から吸入する方法。呼吸器系の不調に作用します。

蒸気吸入法

洗面器やボウルに熱湯を入れ、精油をたらします。たちこめる蒸気とともに、精油成分を吸入します。目を閉じて行います。やけどに注意しましょう。

フェイシャルスチーム

蒸気吸入法と同じ方法です。フェイシャルスチームは、たちこめる蒸気を顔にあてます。肌に蒸気があたることにより、血行が良くなります。目を閉じて行います。バスタオルを頭からかぶって行うと、蒸気が逃げるのを防げます。やけどに注意してください。

湿布法(温湿布・冷湿布)

洗面器やボウルにお湯や水を入れ、精油をたらします。そこにタオルを入れ、表面に浮いている精油をすくうようにして、タオルを取り出し、絞ります。タオルを肩や腰など、湿布したい部分にあてます。温湿布は、肩こりや腰痛など慢性的なトラブルに使用されます。冷湿布は、急性的なトラブルに使用されます。

トリートメント法

精油を植物油で希釈したオイルを、顔や身体に塗布し、トリートメントします。リラクセーション目的で行われます。

手作り化粧品

ボディスプレー

精油の他に、精製水や無水エタノールを使用します。無水エタノールは精油を溶かす役割があります。

スキンローション

精油の他に、精製水や芳香蒸留水、グリセリンや無水エタノールを使用します。無水エタノールは精油を溶かす役割があります。

  • 精製水とは・・・水道水に含まれている塩素や、ミネラルなどの不純物を一切取り除いたものです。
  • グリセリンとは・・・無色透明な液体で保湿剤として使用されます。水によく溶けます。
  • 芳香蒸留水とは・・・水蒸気蒸留法で精油を抽出したときに、副産物として取れる水溶液のことです。
  • 無水エタノールとは・・・水分をほぼ含まない純度の高いエタノールのことです。アロマテラピーでは精油を溶けやすくする溶剤として使用されます。

入浴剤

精油はお湯に溶けにくいため、精油を溶かす媒体として、天然塩、重曹、植物油(キャリアオイル)、はちみつなどを使用します。浴槽によっては使用できないものもあります。残り湯は洗濯には利用できません。

ミツロウを使用したクリーム

ミツロウとは、ミツバチが作り出す(ミツバチの巣の材料)、保湿にすぐれた動物性ワックスです。ミツロウと植物油を湯煎にかけて溶かし、ガラス棒でかき混ぜ、粗熱がとれてから、精油を加えます。ハンドクリームやボディクリーム、キャンドルなど幅広く活用できます。ミツロウには、精製したものと、未精製のものがあります。

クレイパック

いわゆる泥パックのことです。クレイはミネラル豊富でスキンケアに適しています。また、吸収力や吸着力、収れん作用があります。クレイに精製水や芳香蒸留水を加え、適切な固さになるまで置いておきます。クレイには、カオリン、モンモリオナイトなどの種類があります。

精油の使用量・・・以下を参考にしてください。

  • 芳香浴法・・・ 1~2滴
  • 沐浴法・・・全身浴法: 1~5滴、半身浴法: 1~3滴、部分浴法: 1~3滴
  • 吸入法・蒸気吸入法・・・ 1~3滴
  • フェイシャルスチーム・・・ 1~3滴
  • トリートメント法・・・ ボディ:1%以下 / フェイシャル:0.1~0.5%以下
  • 湿布法・・・ 1~3滴
  • 手作り化粧品・・・ ボディ:1%以下 / フェイシャル:0.1~0.5%以下

AEAJが定める希釈濃度

ボディトリートメント: 1%以下

フェイシャルトリートメント: 0.1~0.5%以下

  • 精油の希釈濃度の計算方法(一般的な精油のビンの1滴0.05mlで計算)

<例>10mlの植物油に対して、1%に希釈されたボディトリートメントオイルを作る。

 10ml × 0.01(1%) = 0.1ml

 0.1ml÷0.05ml(1滴0.05)= 2滴 

 → 植物油10mlに対して、精油を2滴入れると、希釈濃度1%になる。

まとめ

精油が作用するしくみは、大切な内容になりますので、しっかり覚えましょう。精油は実際に活用してみると頭に残りやすいです。ぜひ試してみましょう♪

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