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メリッサ(レモンバーム)
レモンバームとしても知られています。メリッサの学名「Melissa」はギリシャ語で「ミツバチ」という意味です。白い花をミツバチが好むことから由来しています。
基本情報
- 学名・・・Melissa officinalis
- 科名・・・シソ科
- 主な産地・・・フランス、ブルガリア、アメリカ
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・全草(根以外)
- 注意事項・・・妊娠中は避けましょう。皮膚刺激があるため、使用量に注意しましょう。
- 香りの分類・・・ハーブ系
- 香りのノート・・・ミドルノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・1
メリッサ(レモンバーム)精油の主な成分と作用
【主な成分】テルペン系アルデヒド類の含有量が多くなっています。
テルペン系アルデヒド類: ゲラニアール(15~45%)、ネラール(10~35%)、シトロネラール(微量~30%)
セスキテルペン炭化水素類: βーカリオフィレン(10~30%)、ゲルマクレンD
モノテルペンアルコール類: ゲラニオール
エステル類: 酢酸ゲラニル
酸化物類: カリオフィレンエポキシド
【主な作用】
鎮痛、消化促進、血圧降下、胆汁分泌促進、結石溶解、抗アレルギー、抗炎症、抗ヒスタミン、鎮静、誘眠、昆虫忌避
メリッサ(レモンバーム)精油の効能
身体への作用
高血圧、消化不良に働きかけます。生理不順、生理痛にも良いとされています。
皮膚への作用
刺激が強いため、使用量に注意が必要ですが、虫刺されに良いとされています。
精神への作用
精神疲労、落ち込みや無気力に働きかけます。
おすすめブレンド
柑橘系や樹木系の精油との相性がいいです。
メリッサ(レモンバーム)の主な使い方
芳香浴やボディトリートメント、ヘアケアに適しています。香水にも使用されています。
まとめ
メリッサはレモングラスと香りが似ています。バラと共通する成分が含まれているため、鎮静作用も期待できます。精油としてのメリッサは非常に高価です。
ハーブティーとして飲まれている、レモンバームティーとはメリッサのことです。ハーブティーとして楽しむのもいいですね♪
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