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フランキンセンス
フランキンセンスは、別名で「オリバナム」「乳香」とも呼ばれてます。
幹を削ると、乳白色の樹液がにじみでてきます。樹液が固まると黄金色になります。
紀元前3000年の古代エジプト人が、フランキンセンスを輸入していたといわれています。重要な薫香として、イスラム教やキリスト教では、宗教儀式に多用されてきました。
「新約聖書」のイエスキリストの誕生物語の中で、ミルラとともに、黄金として捧げられていました。
基本情報
- 学名・・・Boswellia carterii
- 科名・・・カンラン科
- 主な産地・・・ソマリア、エチオピア、インド、スペイン
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・樹脂
- 注意事項・・・使用方法を守れば安全に使用できます。
- 香りの分類・・・樹脂系
- 香りのノート・・・ミドルノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・3
- 五行・・・土、金
- 支配星・・・太陽
- 星座・・・獅子座
- チャクラ・・・第5チャクラ(スロート)、第7チャクラ(クラウン)
フランキンセンス精油の主な成分と作用
【主な成分】モノテルペン炭化水素類の含有量が多くなっています。
モノテルペン炭化水素類: αーピネン(25~55%)、リモネン(10~20%)、β-ミルセン(4~10%)、α-ツジェン(微量~20%)、サビネン、p-サイメン、β-ピネン、α-フェランドレン
セスキテルペン炭化水素類: β-カリオフィレン
【主な作用】
免疫刺激、抗カタル、去痰、抗菌、抗真菌、細胞成長促進、瘢痕形成(創傷治癒)、抗うつ、精神安定、精神強壮、精神高揚
フランキンセンス精油の効能
身体への作用
気管支炎や呼吸器系に働きかけます。免疫力の向上に役立ちます。
皮膚への作用
すべての肌タイプに合います。くすみに働きかけ、皮脂分泌バランスを調整します。
精神への作用
不安を和らげます。瞑想に使用すると、リラックス効果や心のバランスを保つことに役立ちます。
おすすめブレンド
柑橘系やオリエンタル系の精油、スパイス系の精油との相性がいいです。
フランキンセンスの主な使い方
芳香浴や吸入、アロマバス、ボディトリートメントや、フェイシャルトリートメントに適しています。
フランキンセンス精油 おすすめの使い方のレシピはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-frankincense-recipe
まとめ
フェイシャルケアには、人気がある精油になります。クレオパトラが肌のお手入れのために用いたとの説もあります。積極的にフェイシャルケアに取り入れていきましょう♪