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ベルガモット

原産地はイタリアです。「ベルガモット」の名はイタリアの小都市「ベルガモ」で最初に栽培されたことに由来するといわれています。
苦みがあるため、一般的には食用としては流通していません。
アロマテラピーや香水などの香料としては、欠かすことができない素材となります。
紅茶のアールグレイの香りづけとして有名です。

基本情報

  • 学名・・・Citrus aurantium ssp. bergamia
  • 科名・・・ミカン科
  • 主な産地・・・イタリア、モロッコ、コートジボワール
  • 抽出方法・・・圧搾法
  • 抽出部位・・・果皮
  • 注意事項・・・光毒性があるため、皮膚に塗布した場合は、最低4~5時間は日光にあたらないように注意してください。皮膚刺激があるため、使用量に注意しましょう。
  • 香りの分類・・・柑橘系
  • 香りのノート・・・トップノート
  • ブレンドファクター(BF)・・・4
  • 五行・・・木
  • 支配星・・・太陽
  • 星座・・・獅子座
  • チャクラ・・・第3(ソーラープレクサス)、第4(ハート)

ベルガモット精油の主な成分と作用

【主な成分】リモネンが多く含まれています。

モノテルペン炭化水素類: d-リモネン(20~50%)、γ-テルピネン(2~10%)、βーピネン(2~10%)、α-ピネン、β-ミルセン

エステル類: 酢酸リナリル(20~45%)

モノテルペンアルコール類: リナロール(5~35%)

ラクトン類: フロクマリン類

精油成分の特徴については【精油の化学】まで

【主な作用】

消化促進、鎮痙攣、自律神経調整、皮膚分泌調整、抗うつ、抗菌、抗真菌、鎮静、精神安定、精神強化、精神高揚

ベルガモット精油の効能

身体への作用

便秘や下痢、食欲不振など、ストレスに起因した胃腸の不調に働きかけます。膀胱炎にも良いとされています。

皮膚への作用

ニキビや脂性肌に適しています。

精神への作用

精神を高揚させたり、鎮静させたりと精神のバランスを調整する働きをします。

おすすめブレンド

花の精油やハーブ系の精油との相性がいいです。

ベルガモットの主な使い方

芳香浴やボディトリートメント、ヘアケアに適しています。香水にもよく使用されています。

ベルガモット精油 おすすめの使い方のレシピはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-bergamot-recipe

まとめ

ベルガモットは、フロクマリン類が含まれるため、光毒性があります。トリートメントした箇所が日光に当たると、シミなどの皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
ベルガモットでも、フロクマリン類を抜いた、ベルガモットFCF(フロクマリンフリー)という精油があります。これには光毒性がないため、日中でも安心して使用したい場合は、ベルガモットFCFを使用しましょう。

光毒性についてはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-koudokusei/

ベルガモット精油はこちらから

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