Contents

コリアンダー

草丈50cmほどの1年草です。コリアンダーは、中国では「香菜(シャンツァイ)」、タイでは「パクチー」といいます。日本では、パウダー状にしたものを「コリアンダー」、葉を生のまま使用したものを「パクチー」と呼ばれているようです。双方とも料理に使用されています。

基本情報

  • 学名・・・Coriandrum sativum
  • 科名・・・セリ科
  • 主な産地・・・フランス、ロシア、エジプト
  • 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
  • 抽出部位・・・種子
  • 注意事項・・・使用方法を守れば禁忌はありません
  • 香りの分類・・・スパイス系
  • 香りのノート・・・ミドルノート
  • ブレンドファクター(BF)・・・2

コリアンダー精油の主な成分と作用

【主な成分】リナロールが多く含まれています。

モノテルペンアルコール類: d-リナロール(65~75%)、ゲラニオール

モノテルペン炭化水素類: α-ピネン(5~10%)、カンフェン、γ-テルピネン、p-サイメン、リモネン

エステル類: 酸化ゲラニル

ケトン類: カンファ-

【主な作用】

強壮、消化促進、神経強壮、健胃、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗うつ、鎮静、精神安定、精神強化、精神高揚

コリアンダー精油の効能

身体への作用

消化器系の不調に働きかけます。筋肉痛や関節痛にも役立つといわれています。

皮膚への作用

皮脂分泌の調整をします。ニキビに働きかけます。

精神への作用

不安感を緩和させます。活力を高める働きをします。

おすすめブレンド

樹木系や柑橘系の精油との相性がいいです。

コリアンダーの主な使い方

芳香浴や吸入、湿布、ボディトリートメントやフェイシャルケアに適しています。

まとめ

種子から抽出されたコリアンダー精油は、生葉とは香りが全く異なります。スッキリとしたスパイシーな香りは、精神が安定します。アロマショップの店頭で香りを試してみましょう♪

コリアンダー精油はこちらから

おすすめの記事