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ニオイコブシ(匂辛夷)
ニオイコブシは枝葉からの抽出ですが、スーッとする柑橘系の香りがします。多くの人に受け入れやすい香りです。
基本情報
- 学名・・・Magnolia salicifolia
- 科名・・・モクレン科
- 主な産地・・・日本(飛騨高山)
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・枝葉
- 注意事項・・・妊娠中や乳幼児、てんかん患者には使用しないでください。
- 香りの分類・・・樹木系
- 香りのノート・・・ミドルノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・2
ニオイコブシ精油の主な成分と作用
【主な成分】
オキサイド類(酸化物類): 1.8シネオール(27%)
モノテルペンアルデヒド類: ゲラニアール(19%)、ネラール(14%)
モノテルペン炭化水素類: p-シメン(9%)、β-ピネン(6%)、サビネン(5%)、α-ピネン(4%)、カンフェン(3%)、リモネン(2%)、γ-テルピネン(2%)
モノテルペンアルコール類: テルピネオール(4%)、・テルピネン-4-オール(1%)、リナロール(1%)
ケトン類: カンファー(1%)
【主な作用】
去痰、抗カタル、消化促進、抗炎症、抗菌、抗真菌、うっ滞除去、皮膚弾力回復
ニオイコブシ精油の効能
身体への作用
気管支炎などの呼吸器系、胃腸の不調に働きかけます。むくみに良いとされています。
皮膚への作用
たるみやくすみ、乾燥などの老化肌に役立ちます。
精神への作用
不安感を緩和します。イライラを鎮める働きをします。
おすすめブレンド
ニオイコブシ単独での使用がおすすめです。
ニオイコブシ精油の主な使い方
芳香浴やボディトリートメントに適しています。
まとめ
ニオイコブシは採集しづらい場所で生育しているため、希少価値があり高価な精油です。香りがいい精油のため手元に置きたい精油のひとつです。
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