管理人が読んでおすすめの本を紹介しています。
『解決法は自分が知っている 12色セラピーで悩みがすっと消える』
(著者:吉原峰子 / 主婦の友社)
著者の吉原峰子さんは「アクティブ・カラーセラピー協会」の代表を務められています。
管理人は、以前、フラワーアロマキャンドルづくりのワークショップに参加しました。
はじめに「カラーセラピー」を受けて、その結果をもとに、キャンドルに入れる精油を選びました。
それから「カラーセラピー」に興味がわき書籍を探していると、本書に出会いました。
「カラーセラピー」というと、色彩心理学にもとづいて、その色がもつ意味を、クライアントに伝える方法を取ることが多いと思います。
本書は、セラピスト側から伝える方法ではなく、クライアント自身に色の印象を言ってもらう方法を取っています。
管理人は、今までとは違う「カラーセラピー」に惹かれて本書を手に取りました。
Contents
アクティブ・カラーセラピーとは
アクティブ・カラーセラピーとは、なんでしょうか?
本書によると「アクティブ・カラーセラピー」は、「カラー診断」でも「色占い」でもなく「投影法」を使用した自己診断であると述べられています。
また本書では・・・・
クライアントの心を読み解くのではなく、色を使ってクライアントの心にある答えを引き出せばいいのではないかと、閃きました。
『解決法は自分が知っている 12色セラピーで悩みがすっと消える』より引用
とあります。
アクティブ・カラーセラピーは 、クライアントに質問をし、その質問に沿った色を選んでもらいます。
例えば、今日の気分だと思える色を12色から選んでもらいます。
そして、その色を見てどう感じるのかを聞いてみて、クライアントに発言してもらいます。
クライアントは、自分自身で発言した言葉によって、自分の心にある答えに気づくそうです。
確かに、自分で発言すると、その言葉が心に残る経験は、管理人は何回もあります。
人から聞いたことでも納得したり、腑に落ちることもありますが、自分で発言した言葉の方が、自分自身に影響を与える気がします。
アクティブ・カラーセラピーはどのように活用されているの?
例えば、自分自身を知る手がかりになったり、対人関係の悩みをすっきりさせる、将来の不安を軽減させるなど・・・・。
様々な事柄に活用されています。
特に印象に残ったものは「認知症の方への色によるセラピー」です。
なかなか自分の気持ちを表すことができない認知症の方々が、色を通して自身の気持ちを次々と発言されていました。
本書でも述べられていますが、色は人を素直にしてくれます。
そして、自己肯定感を高めるのにとても役立つと思いました。
本書には、「12色のアクティブ・カラーセラピーの実践編」があります。
その箇所を見れば、アクティブ・カラーセラピーをそのまま実践することができます。
「これはすごい!」と管理人は思いました。
本書には情報が出し惜しみなく書かれています!
まとめ
冒頭でも述べましたが、カラーセラピーは、クライアントが選んた「色」に対して、
セラピストが「その色が持つ意味」を伝えることが多いと思います。
管理人もそのタイプのカラーセラピーを受けましたが、セラピストにいわれたことは腑に落ちるものでした。
どちらのタイプのカラーセラピーが良いという話ではなく、それぞれに良い点があると思います。
アクティブ・カラーセラピーに関心がある方は、
「アクティブ・カラーセラピー協会の公式ホームページ」をご覧になってみてください。以下にリンクを貼ります。
それでは、快適なアロマ生活を楽しみましょう♪