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ホーウッド精油の特徴
現在、入手しづらくなっているローズウッドと成分が似ているため、代わりにホーウッドが注目されています。和名では「芳樟」といいます。
芳樟(ホウショウ)は樟(クスノキ)の変種です。
クスノキからはカンファーという刺激がある成分が含まれていますが、ホウショウはカンファーは、ほとんど含まれていません。
ホーウッドは、カンファーの含有率は低いとされていますが、念のため、妊娠中や、てんかんの方は使用を控えたほうが良いでしょう。
基本情報
- 学名・・・Cinnamomum camphora CT (Linalool)
- 科名・・・クスノキ科
- 主な産地・・・中国
- 抽出方法・・・木部
- 抽出部位・・・水蒸気蒸留法
- 注意事項・・・妊娠中や、てんかんの方は念のために控えましょう。
- 香りの分類・・・樹木系
- 香りのノート・・・7
- ブレンドファクター(B・F)・・・トップノート
ホーウッド精油の主な成分と作用
【主な成分】主成分はリナロールです。
モノテルペンアルコール類: リナロール(90~99%)、α-テルピネオール
モノテルペン炭化水素類: α-ピネン、カンフェン、β-ピネン、サビネン、リモネン
セスキテルペン炭化水素類: β-カリオフィレン
オキサイド類(酸化物類): 1.8シネオール
ケトン類: カンファー
【主な作用】
強壮作用、抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用、皮膚再生
ホーウッド精油の効能
身体への作用
呼吸器系に働きかけます。風邪などの感染症予防にも良いとされています。
皮膚への作用
皮膚再生作用があるため、スキンケアに向いています。
精神への作用
不安や緊張の緩和に働きかけ、精神を安定させる方向に導きます。
おすすめブレンド
ハーブ系の精油や花の精油との相性がいいです。
ホーウッドの主な使い方
芳香浴やアロマバス、ボディトリートメントや、フェイシャルトリートメントに適しています。
まとめ
ローズウッドの代用品として、注目されているホーウッドですが、リナロールの含有量がローズウッドと比べて高いのが特徴です。
リナロールは鎮静作用にすぐれているため、リラックス効果が期待できます。
また、抗菌作用が強いのに肌に優しいため、スキンケアにも適しています。
ぜひ持っていたい精油のひとつですね♪
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