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ディル
別名で「イノンド」と呼ばれています。草丈40~80cm程になるセリ科の一、二年草です。古代エジプト時代から使用されているハーブで、医学書にその名が記載されていました。
基本情報
- 学名・・・Anethum graveolens
- 科名・・・セリ科
- 主な産地・・・フランス、ハンガリー、ウクライナ
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・種子
- 注意事項・・・妊娠中、授乳中、乳幼児、高齢者、てんかん患者には使用しないでください。
- 香りの分類・・・ハーブ系
- 香りのノート・・・トップノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・2
ディル精油の主な成分と作用
【主な成分】d-カルボンとリモネンが多く含まれています。
ケトン類: d-カルボン(35~55%)
モノテルペン炭化水素類: リモネン(35~50%)、α-フェランドレン
【主な作用】
抗カタル、消化促進、健胃、粘液溶解、胆汁分泌促進、胆汁排出促進、抗ウイルス、精神安定、精神強化、精神高揚
ディル精油の効能
身体への作用
消化促進や胃痛など、消化器系の不調に役立ちます。呼吸器系に働きかけます。
皮膚への作用
創傷の治りを促すといわれています。
精神への作用
不安感や緊張感を緩和し、心を落ち着かせる作用があります。
おすすめブレンド
ハーブ系やスパイス系の精油との相性がいいです。
ディルの主な使い方
芳香浴、吸入、ボディトリートメントに適しています。
まとめ
ディルは、あまり名前が知られていないかもしれませんが、ピクルスを作るときに使われています。ハンバーガーに入っているピクルスにも使用されているそうですよ~。