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ラベンダー・ストエカス(フレンチ・ラベンダー)精油の特徴
「ラベンター・ストエカス」は、耐暑性の低木です。他のラベンターの花と比較すると、花穂が長く、2~5cm程になります。包葉が大きく幅が広いのが特徴です。
様々な種類があり、古くから地中海沿岸の地域で、薬用や化粧品として使用されてきたといわれています。
「フレンチ・ラベンダー」とも呼ばれています。
基本情報
- 学名・・・Lavandula stoechas
- 科名・・・シソ科
- 主な産地・・・フランス、スペイン
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・花穂
- 注意事項・・・妊娠中、授乳中、乳幼児、高齢者、てんかん患者には使用はしないでください。他のラベンターとは含有成分が異なり、ケトン類が主成分になります。他のラベンダーとは使用方法が異なるため注意が必要です。
- 香りの分類・・・ハーブ系
- 香りのノート・・・ミドルノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・1
ラベンダー・ストエカス(フレンチ・ラベンダー)精油の主な成分と作用
【主な成分】ケトン類の含有率が高いです。
ケトン類: フェンコン(25~50%)、カンファー(15~40%)
酸化物類(オキサイド類): 1.8シネオール(1~15%)
モノテルペン炭化水素類: カンフェン、α-ピネン、リモネン
エステル類: 酢酸ミルテニル、酢酸ボルニル
【主な作用】
去痰、抗カタル、粘液溶解、抗菌、抗真菌、抗炎症、細胞成長促進、瘢痕形成(創傷治癒)脂肪溶解、精神強化、精神高揚
ラベンダー・ストエカス(フレンチ・ラベンダー)精油の効能
身体への作用
呼吸器系の疾患や、むくみに働きかけます。
皮膚への作用
刺激が強いため敏感肌の方は使用を控えましょう。フェイシャルケアには不向きです。
精神への作用
頭をスッキリさせ、心を浄化させます。落ち込みや、無気力なときの精神高揚に役立ちます。
おすすめブレンド
柑橘系や樹木系の精油との相性がいいです。
サンダルウッドとのブレンドは、気分を落ち着かせてくれます。
ラベンダー・ストエカス(フレンチ・ラベンダー)の主な使い方
芳香浴やボディトリートメントに適しています。香水にも適しています。
ラベンダー・ストエカス(フレンチ・ラベンダー)はこちら
まとめ
アロマテラピーの世界では「ラベンダー」は精油の代表とされています。
そんな「ラベンダー」ですが、交配種も含めると、様々な種類があります。
ラベンダーは、おおまかに分類すると「イングリッシュ系」「フレンチ系」
「プテロストエカス系」に分けられます。
「ラベンダー・ストエカス(フレンチ・ラベンダー)」は、「フレンチ系」に該当します。
ケトン類の含有率が高いため、他のラベンダーの種とは、区別するようにしてください。
ラベンダーの種類は多いので、購入するときには、必ず「学名」を確認してください。
その他のラベンダーはこちらを確認
⇒精油 ラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダー)
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