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パチュリー(パチュリ)

インドネシア原産で、草丈1mほどの多年草です。生育まで6か月ほどかかり、その後は3か月ごとに収穫できます。収穫したものを発酵させることにより、土のような、墨汁のような独特な香りが生まれます。
虫よけや、墨の香りづけ、お香などに使用されます。香料産業でも使用されています。

基本情報

  • 学名・・・ Pogostemon cablin
  • 科名・・・シソ科
  • 主な産地・・・インド、インドネシア、マダガスカル、マレーシア
  • 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
  • 抽出部位・・・葉
  • 注意事項・・・妊娠中、授乳中は控えましょう。婦人科疾患の方は使用を避けましょう。
  • 香りの分類・・・ハーブ系
  • 香りのノート・・・ベースノート
  • ブレンドファクター(BF)・・・1
  • 五行・・・土、火
  • 支配星・・・冥王星、土星
  • 星座・・・さそり座、山羊座
  • チャクラ・・・第1チャクラ(ベース)、第2(セイクラル)

パチュリー(パチュリ)精油の主な成分と作用

【主な成分】

セスキテルペン炭化水素類: αーブルネセン(15~25%)、αーグアイエン(10~20%)、α-パチュレン(4~10%)、
セイケレン(2~10%)、アシフィレン、β-カリオフィレン、β-グルジュネン、β-パチュレン

セスキテルペンアルコール類: パチュロール(15~40%)、ポゴストール

【主な作用】

健胃、うっ滞除去、瘢痕形成(創傷治癒)、細胞成長促進、抗炎症、抗菌、抗真菌、鎮静、精神安定、精神強化、精神高揚

パチュリー(パチュリ)精油の効能

身体への作用

むくみやセルライトに働きかけます。食欲をコントロールする作用があるため、ダイエットに良いとされています。

皮膚への作用

肌の乾燥やひび割れに役立つとされています。しわやたるみにも働きかけます。

精神への作用

緊張感の緩和や、無気力なときに利用すると良いとされています。リラクゼーションに導きます。

おすすめブレンド

ほとんどの精油と相性がいいです。
スキンケアでのブレンドには、フランキンセンス、メリッサ、ローズなどが適しています。パチュリー(パチュリ)は独特な香りのため、好き嫌いが分かれます。

パチュリー(パチュリ)の主な使い方

ボディトリートメントやフェイシャルトリートメントに適しています。ベースノートとして香水の保留剤として使用されています。

パチュリー(パチュリ)精油 おすすめの使い方のレシピはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-patchouli-recipe

まとめ

パチュリーは、スキンケアに向いている精油です。香りが苦手な方で、パチュリーを使用したい場合は、他の精油とのブレンドで上手く香りを調整して使用する方法もあります。

パチュリー精油はこちらから

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