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アカマツヨーロッパ

ユーラシア大陸北部を中心に生育しています。樹高は低木も高木もあり、高いものでは樹高40mにもなります。
別名で、「ヨーロッパアカマツ」「オウシュウアカマツ」「スコッチパイン」「パインニードル」とも呼ばれています。

基本情報

  • 学名・・・ Pinus sylvestris
  • 科名・・・マツ科
  • 主な産地・・・フランス、スロベニア、ブルガリア、クロアチア、リトアニア、オーストリア
  • 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
  • 抽出部位・・・針葉
  • 注意事項・・・皮膚刺激があるため、使用量に注意しましょう。
  • 香りの分類・・・樹木系
  • 香りのノート・・・トップノート
  • ブレンドファクター(BF)・・・7

アカマツヨーロッパの精油の主な成分と作用

【主な成分】α-ピネン、β-ピネンの含有量が多くなっています。

モノテルペン炭化水素類: α-ピネン(30~55%)、β-ピネン(3~35%)、δ‐3‐カレン(微量~25%)、リモネン(3~10%)、β-ミルセン(3~10%)、カンフェン、β-フェランドレン

セスキテルペン炭化水素類: β-カリオフィレン

【主な作用】

去痰、コーチゾン様、強壮、うっ滞除去、抗炎症、抗菌、抗真菌、精神強化、精神高揚

アカマツヨーロッパの精油の効能

身体への作用

むくみ、筋肉痛、関節痛の緩和に役立ちます。気管支炎や喉の痛み、咳など呼吸器系に働きかけます。

皮膚への作用

刺激があるため、フェイシャルには向いていません。

精神への作用

ストレスを緩和させます。精神の安定や、精神の高揚に働きかけます。

おすすめブレンド

ハーブ系や柑橘系との精油との相性がいいです。

アカマツヨーロッパの主な使い方

芳香浴や吸入、ボディトリートメントに適しています。

まとめ

うっ滞除去作用があるため、ローズマリーや、グレープフルーツなどのブレンドで、下肢のトリートメントオイルとしての使用がおすすすめです。ただし敏感肌の方は注意しましょう。
森林を思わせるような香りのため、芳香浴としての使用もおすすめです。

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