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ミルラ
中東や北東アフリカの半砂漠化した地域で育つ木で、別名で「没薬」や「マー」とも呼ばれています。
古代から香料や医薬品として使用されてきました。ミイラを作るときにも利用されてきたといわれています。
「新約聖書」のイエスキリストの誕生物語の中で、乳香(フランキンセンス)とともに、黄金として捧られていました。当時は、金と同じくらい高価で貴重でした。香りは独特で、薬品のような香りがします。
基本情報
- 学名・・・ Commiphora molmol
- 科名・・・カンラン科
- 主な産地・・・インド、ソマリア、エチオピア、サウジアラビア
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・樹脂
- 注意事項・・・妊娠中は避けましょう。香りが強いため手などに付かないように注意しましょう。
- 香りの分類・・・樹脂系
- 香りのノート・・・ベースノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・1
- 五行・・・土、金
- 支配星・・・月、土星
- 星座・・・蟹座、山羊座
- チャクラ・・・第1チャクラ(ベース)、第5チャクラ(スロート)、第7(クラウン)
ミルラ精油の主な成分と作用
【主な成分】
セスキテルペン炭化水素類: クルゼレン(20~50%)、フラノオイデスマ‐1, 3‐ジエン(20~40%)、リンデストレン(5~15%)、β-エレメン、ゲルマクレンA、δ-エレメン
【主な作用】
鎮痛、去痰、抗炎症、抗感染、抗ウイルス、抗菌、瘢痕形成(創傷治癒)、収れん、鎮静、抗寄生虫、精神活性、精神高揚、催淫
ミルラ精油の効能
身体への作用
気管支炎など呼吸器の不調に働きかけます。免疫を強壮し、身体の回復を助けます。
皮膚への作用
床ずれやあかぎれに働きかけます。ジクジクした水虫のケアに良いとされています。
精神への作用
心を鎮める作用があります。無気力に働きかけ、心を前向きにします。
おすすめブレンド
オリエンタル系やスパイス系の精油との相性がいいです。
ミルラの主な使い方
ボディトリートメントや、湿布に適しています。軟膏としても使用するのにも適しています。
まとめ
深い鎮静をもたらす香りです。活力があるときよりも、無気力なときに香りを嗅ぐと、良い香りに感じます。エネルギーのアップに効果的と言われています。
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