Contents

ベチバ-

イネ科の多年草です。根に香りがあります。他のイネ科の植物と違うところは、根が1m以上になり、地中に根をはっています。精油は粘性があります。特徴のある香りのため、少量で使用しましょう。

基本情報

  • 学名・・・Vetiveria zizanoides 
  • 科名・・・イネ科
  • 主な産地・・・ブラジル、インド、ハイチ
  • 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
  • 抽出部位・・・根
  • 注意事項・・・妊娠中、授乳中、乳幼児への使用は避けてください。低濃度で使用してください。
  • 香りの分類・・・オリエンタル系
  • 香りのノート・・・ベースノート
  • ブレンドファクター(BF)・・・1

ベチバー精油の主な成分と作用

【主な成分】セスキテルペンアルコール類の含有量が多くなっています。

セスキテルペンアルコール類: β-ベチベネン(5~15%)、βーベチスピレン(3~10%)、γ-ムロウレン、α-バチスピレン、カラレン、γ-ベチベネン、サチベン、クチメン、コパカンフェン

ケトン類: ベチベロン

精油成分の特徴については【精油の化学】まで

【主な作用】

うっ滞除去、血液流動促進、抗菌、抗真菌、通経、鎮静、精神安定、精神強化

ベチバー精油の効能

身体への作用

筋肉痛、関節炎、リウマチ、肩こりの緩和に役立ちます。

皮膚への作用

ニキビなどの肌トラブルに働きかけます。

精神への作用

精神疲労や緊張感を緩和してくれます。

おすすめブレンド

ハーブ系や柑橘系の精油との相性がいいです。

ベチバーの主な使い方

芳香浴やボディトリートメント、スキンケア、ヘアケアに適しています。

【ベチバー精油 おすすめの使い方のレシピ】はこちらから
 https://aroma-mary.com/seiyu-vetiver-recipe

まとめ

根から抽出されるベチバーの精油は、香りに深みをもち、精神的な安定をもたらしてくれます。香水のベースノートとしても、よく利用されています。香りが合えば使用してみましょう。

おすすめの記事