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ユズ(柚子)
日本人には馴染みのある柑橘類のひとつで、高さが4m程の常緑小高木です。日本で古くから栽培されています。高知が主な産地となります。原産国は中国といわれています。
基本情報
- 学名・・・Citrus junos
- 科名・・・ミカン科
- 主な産地・・・日本(高知県)
- 抽出方法・・・圧搾法、水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・果皮
- 注意事項・・・圧搾法で抽出されたユズの精油は光毒性があるため、皮膚に塗布後は5~6時間は直射日光に当たらないようにしてください。また、皮膚刺激があるため使用量に注意しましょう。
- 香りの分類・・・柑橘類
- 香りのノート・・・トップノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・3
ユズ精油の主な成分と作用
【主な成分】
モノテルペン炭化水素類: リモネン(74.07%)、γ-テルピネン(11.3%)、β-フェランドレン(4%)、α-ピネン(2.41%)、ミルセン(1.9%)、β-ピネン(0.83%)、α-フェランドレン(0.65%)、p-シメン(0.51%)
モノテルペンアルコール類: リナロール(1.16%)
セスキテルペン炭化水素類: ビシクロゲルマクレン(0.83%)
【主な作用】
鎮痛、消化促進、体液循環促進、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗酸化、収れん、鎮静、防虫
ユズ精油の効能
身体への作用
筋肉痛や関節痛の緩和に役立ちます。消化促進や、胃腸の不調に働きかけます。冷えにも良いとされています。
皮膚への作用
脂性肌に適しています。たるみ、くすみにも適しています。
精神への作用
不安感、うつ、ストレスの緩和に働きかけます。不眠に良いとされています。
おすすめブレンド
ハーブ系や樹木系、柑橘系の精油との相性がいいです。
ユズの主な使い方
芳香浴やアロマバス、フェイシャルケアに適しています。
まとめ
冬至にはユズ湯に入る習慣があるなど、ユズは日本人には馴染みの香りです。「冬至にユズ湯に入ると風邪をひかない」といわれていて、体を温める働きがあります。
ユズの果皮にはビタミンCも含まれ、美肌によいといわれています。
ユズ精油を昼間に使用する場合は、光毒性がない、水蒸気蒸留法で抽出された精油を利用すると良いでしょう。
光毒性についてはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-koudokusei/
ユズ(柚子)精油はこちらから
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