管理人が読んでおすすめの本を紹介しています。
『医師が認めたアロマセラピーの効力』
(著:川端一永 / 河出書房新社)

本書は、様々な症状に対する精油の実践法が記載されています。
アロマテラピーでセルフケアをしたい方におすすめしたい本です。
著者の 川端一永氏は、医師であり、自身が院長を務める、カワバタクリニックでアロマテラピーを導入されています。
また、数冊アロマテラピーの本を執筆されています。

Contents

ハーブティーとアロマテラピーの違いとは

本書には・・・

蒸留の過程で成分が変化し、薬用植物が本来もっている成分とは異なる成分ができるのが、精油の大きな特徴です。 

『医師が認めたアロマセラピーの効力』 より引用

と書かれています。

真正ラベンダー精油に多く含まれている酢酸リナリルは、鎮痛作用や鎮痙作用があります。
これが、ハーブの真正ラベンダーになると、酢酸リナリルはあまり含まれていません。
バーブティーとして飲んでも、精油と同じ作用はしないと本書では述べられています。

真正ラベンダーは水蒸気蒸留法で抽出されますが、この過程で成分に変化がおこるのですね~。

そうだったんですね!知りませんでした。勉強になりますね!

精油が体内に入るルートとは

精油の効力をもっとも高めてくれるルートとは、精油の吸収効率ということからいえば、皮膚から吸収させる方法がもっともよいルートです。

『医師が認めたアロマセラピーの効力』 より引用

精油が体内に入るルートは、アロマテラピーを学んだことがある方なら、聞いたことがあると思います。
アロマテラピーの本にも載っていますよね。

吸入(鼻腔から、肺胞から)
経皮(皮膚から)
経口(口から)
など、いくつかのルートがあります。

皮膚からが、いちばん吸収率が高いとは意外でした。

管理人は、経口(口)からの方が精油の吸収率が高いと思っていました。
経口から摂取すると、肝臓で先に代謝されるため、実際に身体の中に入りで作用する量は多くはないとのことでした。

ただし、経口摂取は、日本では奨励されていません。
医師の許可なしには精油は飲まないようにしましょう。

精油が痛みに作用するとは

痛みは脳で感じるそうです。

脳には痛みを伝えるゲードがあり、リラックスすると、このゲードが閉じるため、痛みが緩和される仕組みになっているとのことです。

そのため、精油の芳香浴や、アロマトリートメントは、鎮痛作用があるといわれているのですね~。

まとめ

本書には、疾病に対する精油のレシピがたくさん載っています。
なんと、ページでいうと、本の三分の一以上にもなります。

疾病についても、分かりやすく簡潔に説明がされていて、とても役立ちます。

他にも、精油や植物油の情報、その使い方などの説明もあります。

精油成分の情報もコンパクトにまとめられています。

新書のため、コンパクトで持ち運び便利です。情報量も十分です。

今まで知らなかった情報もあり、管理人にとってはより深い学びがある本でした。

それでは、安全にアロマ生活を楽しみましょう♪

『医師が認めたアロマセラピーの効力』はこちらから

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