精油の「偽和」や「標準化」という言葉はご存じですか?
どこかで聞いたことはあるけれども、イマイチはっきりしないという方も多いと思います。今回は、精油の「偽和」と「標準化」の違いを紹介します。

Contents

精油の偽和とは

ところで「偽和」とは、どのような意味でしょうか?
これは、本物でないものを、さも本物であるかのように装い販売することをいいます。

例えば、ローズ精油は高価なため容量を増やすために、成分が似ているゼラニウムやパルマローザが代わりに使用されていることがあります。

また、ラベンダー精油の成分の「酢酸リナリル」に合成されたものを使用して、濃度を高める偽和がおこなわれていることもあります。

ローズオットー精油は、低温で固まる性質があります。もし低温で固まらなければ、偽和の可能性があります。

精油の標準化とは

精油の標準化とは、どのような意味でしょうか?

標準化と偽和はどちらも精油の元の成分を変えることを指すが、目的に違いがある。標準化は精油を一定の成分であることを望む消費者のために、標準値に合わせるための調整を公然と行う。

『精油のヒーリング・インテリジェンス』から引用

とあります。

柑橘系の精油で、圧搾法で抽出された精油には、光毒性があります。

例えば、ベルガモット精油は、芳香成分に、フロクマリン類が含まれています。
フロクマリン類は光毒性があり、塗布した肌に日光が当たると、シミなどの皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。

そのため、精油のメーカーによっては、フロクマリン類を抜いた「フロクマリンフリー」の精油を製造しています。
ベルガモットの場合は「ベルガモットFCF」とあると、フロクマリン類が抜かれたベルガモット精油になります。

光毒性が心配な方は、「フロクマリンフリー」の精油を使用するのも手だと思います。

光毒性についてはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-koudokusei/

まとめ

精油の「偽和」と「標準化」の違いを紹介しました。
偽和については、あまりにも価格が安い精油は注意が必要だと思います。
標準化については、アロマテラピーそれぞれの団体で考え方が違います。
NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)は、精油の定義を「成分の添加や除去を一切行っていないもの」としているため、フロクマリンフリーは精油の定義からはずれていることになります。

管理人の個人的な考え方は、「フロクマリンフリー」も精油と考えていて、使用については、個人のお好み次第だと思います。

また、柑橘系の精油を使用するときには、光毒性がない、水蒸気蒸留法で抽出されたものを使用するのも良いと思います。

それでは、快適なアロマ生活を楽しみましょう♪

おすすめの記事