アロマテラピーでは精油を使用しますが、精油のブレンドの方法は様々な考え方があります。今回は「精油の効能」を重視したブレンドの方法について紹介します。

精油のブレンド方法(精油の作用から考える)

精油は、芳香植物から抽出した芳香分子の集合体です。たくさんの種類がある芳香分子は、芳香成分類として分類されています。
例えば、ラベンダーの芳香分子のひとつである「リナロール」は、「モノテルペンアルコール類」に分類されます。

それぞれの芳香成分類には主な作用があります。また芳香分子には、固有の作用があります。
これらの情報は、アロマテラピーの本には「精油成分」や「主な成分」などで記載されています。

それでは、精油の効能から考えたブレンドを見ていきましょう。

【注意事項】
精油の注意事項や禁忌事項を確認してから行ってください。

睡眠前のリラックスブレンド(芳香浴)

【芳香浴の方法】
ディフューザーやアロマランプ、アロマストーンなど香りを拡散させる器具を用いて芳香浴をおこないます。

芳香浴法についてはこちらから
https://aroma-mary.com/aromatherapy-katuyo-houkouyoku/

安眠効果を期待したブレンドの例を見ていきます。

ラベンダーアングスティフォリア:3滴
マジョラム:2滴

それぞれの精油成分の主成分を確認していきます。

ラベンダーの成分「モノテルペンアルコール類:リナロール」や「エステル類」には、鎮静作用があります。

マジョラムの成分「モノテルペンアルコール類:テルピネン-4-オール」には、副交感神経系強壮作用や鎮静作用があります。

このように、精油成分の作用を調べてブレンドしていきます。

もうひとつ見ていきます。

冷え性対策のブレンド(手浴)

冷え性対策ブレンドの例を見ていきます。

ゼラニウム:2滴
パチュリ-:1滴

それぞれの精油成分の主成分を確認していきます。

ゼラニウムの成分「モノテルペンアルコール類:シトロネロール」には、筋肉弛緩作用があります。

パチュリー成分「セステルペン炭化水素類:α-ブルネセン」には、うっ滞除去作用があります。

【手浴の方法】

  • 洗面器にお湯をはります。
  • バスオイル(乳化剤など)に精油を加えて洗面器に入れます。
  • 手首までお湯につかり、3~5分程度そのままにします。

まとめ

精油の成分を調べるのは大変ですよね!
最初は、アロマテラピーの本に載っているレシピをマネするところから、はじめてみてください。

もし慣れてきたら、自分でブレンドレシピを考えるのは楽しいですよね。

精油の化学についての記事はこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/chemistry-of-essential-oils/

精油の化学についてまとめられている本もあります。
参考にしてみてください。

おすすめの記事