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『現場で実践されている、心と身体のアロマケア 介護に役立つアロマセラピーの教科書』
(著:櫻井かづみ / BABジャパン)

本書は、介護施設で、アロマテラピーを使用したボランティア活動を行ってみたい方や、介護施設のスタッフが、アロマケアを取り入れるときに役立つ本です。

Contents

アロマトリートメントとコミュニケーション

本書では・・・

コミュニケーションツールとしてのアロマケア 

 芳しい香りによって身体や心をケアするアロマセラピーは、日常生活のさまざまな場面で利用されるようになりました。なかでも、心地よいタッチングを伴うアロマトリートメント(施術)は、自然治癒力を高めて本来の健やかさを取り戻すためにたいへん有効は、代替医療の一つです。

『現場で実践されている、心と身体のアロマケア 介護に役立つアロマセラピーの教科書』 より引用

と書かれています。

アロマトリートメントは、本当に気持ちのいいものです。

アロマトリートメントを受けているときに、だんだんとリラックスしていき、終了したときには、施術者に対して心を開いていた・・・。という経験はありませんか?

管理人はあります。

本当に、アロマトリートメントは「コミュニケーションツール」だと思います!

最近は、アロマテラピーは介護現場などで、取り入れられてきています。

介護現場へのアロマケアの導入について

本書には、アロマケアを導入するときの方法や流れが載っています。

また、介護施設の種類についてもふれています。

アロマケアを安全に行うためには、事前の情報収集がとても大切になります。
そのためには、施設側のスタッフや利用者、利用者の家族との関係づくりが必要となってきます。
そのための方法も記載されています。

また、アロマセラピーは「介護予防」の事業にも広がっています。
本書にも介護予防の実践例が載っています。 これは興味深いですよね。

アロマとアクティビティとは

介護施設では、レクリエーションなどのゲームや、趣味活動など、利用者の活動性につながるアクティビティを行っていることが多いです。

集団でのゲームに精油の香りを使用したり、利用者の趣味活動に精油を工夫して取り入れたり、精油をアクティビティに利用しているケースが記載されています。

施設でのアロマセラピーというと、アロマトリートメントを思い浮かべることが多いと思いますが、集団で行うレクリエーションにも応用できます。

これはとても勉強になりました~。
本書をきっかけに、いろいろ考えられますね♪

介護施設でのアロマケアの実践方法とは

介護施設でアロマケアを行うためには、アロマテラピーの知識が必要になります。

特に、高齢者に使用する場合は、低濃度で使用し、禁忌に注意しなくてはなりません。

実施時は、施設側のスタッフから、しっかりとした情報収集が必要ですね。

本書は、精油をブレンドするための情報や、注意事項も載っているため、とても便利です。

精油のブレンドについては、「香り優先」「作用優先」のブレンドを紹介しているページもありました。興味深いです!

また、アロマトリートメントの実践方法が、写真で説明されています。

なんと、側臥位(横になる)でのトリートメントの方法が記載されています。
高齢者は、腹臥位(うつ伏せ)になれない方が多いです。
背中は通常のトリートメントでは、腹臥位(うつ伏せ)で行うことが多いですよね。そのため、側臥位で背中のトリートメントを行う方法が記載されているのは、うれしい限りです!
また、フットバスのやり方や、座位(椅子に座ってもらって)のトリートメントの方法も載っています。

介護施設などで、アロマトリートメントを実践するのには、十分な情報です!

まとめ

アロマケアを介護施設などで実践するためには、アロマテラピーの基礎知識が必要です。

アロマテラピーの初心者はもちろん、アロマテラピーの経験者でも、はじめは個人で介護施設などでのアロマケアを実践するのには敷居が高いと思います。

アロマテラピーを教えている学校では、アロマテラピーのボランティア活動をしているところもあります。自身が学んだ学校に確認してみるといいですね。

また、アロマテラピーの協会によっては、ボランティア活動に取り組んでいるところもあります。チェックしてみてください。

それでは、安全にアロマ生活を楽しみましょう♪

『現場で実践されている、心と身体のアロマケア 介護に役立つアロマセラピーの教科書』はこちらから

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