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ウインターグリーンの特徴
ウインターグリーンは、ツツジ科の常緑低木で、赤い実をつけます。
和名では「ヒメコウジ」と呼ばれています。
アメリカインディアンはこの植物を薬草として用いていました。
また、アメリカでは独立戦争のころ、ウインターグリーンの葉をお茶の代用品として飲まれていました。
そのため「Tea berry」としても知られています。
メントール系の強い香りが特徴で、交感神経を刺激します。眠気覚ましに最適です。
基本情報
- 学名・・・ Gaultheria procumbens
- 科名・・・ツツジ科
- 主な産地・・・カナダ、中国
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・葉
- 注意事項・・・アスピリンアレルギーの方は使用しないでください。敏感肌の方は使用量に注意しましょう。湿布のような強い香りが残るため、使用量と使用場所に注意してください。
- 香りの分類・・・スパイス系
- 香りのノート・・ミドルノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・1
- チャクラ・・・第6チャクラ(プラウチャクラ/サードアイチャクラ)
ウインターグリーン精油の主な成分と作用
【主な成分】
エステル類: サルチル酸メチル(95~99%)
【主な作用】
鎮痛、鎮痙、抗リウマチ、抗炎症、瘢痕形成、肝臓再生、血管拡張、血圧降下、精神強化、精神高揚
ウインターグリーン精油の効能
身体への作用
筋肉痛やリウマチ、肩こり、関節痛に役立ちます。むくみにも良いとされています。
皮膚への作用
刺激が強いため、顔への使用は不向きです。
精神への作用
他の精油とブレンドすることによって、精神的疲労に働きかけたり、リフレッシュへと導きます。
おすすめブレンド
樹木系の精油や、柑橘系の精油との相性がいいです。
ウインターグリーンは、香りが強いため、少量の使用にすると他の精油とのバランスがとれます。
ウインターグリーンの主な使い方
芳香浴や、局所的なボディトリートメント、湿布に適しています。
まとめ
ウインターグリーンは、湿布の「サロンパス」と同じ成分の「サルチル酸メチル」が主成分です。抗炎症、鎮痛、鎮静作用にすぐれています。
医療品のアスピリンと同じような作用があるため、アスピリンアレルギーの方は、使用しないように注意しましょう。
また日本精油の「水目桜(ミズメザクラ)」も主成分が「サルチル酸メチル」です。
チェックしてみましょう。
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