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プチグレン
プチグレンは、オレンジビターの葉から採れる精油です。花の終わった「ビターオレンジ」の木を刈り込みます。オレンジビターからは、果皮はオレンジビター、花はネロリ、葉はプチグレンと3種の精油が採れます。
レモンやマンダリン、ベルガモットなど、ビターオレンジ以外の葉からも採取されています。それぞれ、「プチグレン・レモン」、「プチグレン・ベルガモット」、「プチグレン・マンダリン」などと呼ばれ区別されることもあります。
プチグレンは昔から、オーディコロンの原料として使用されてきました。
基本情報
- 学名・・・Citrus aurantium ssp. amara
- 科名・・・ミカン科
- 主な産地・・・イタリア、パラグアイ
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・葉
- 注意事項・・・使用方法を守れば禁忌はありません。
- 香りの分類・・・ハーブ系
- 香りのノート・・・トップノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・3
- 支配星・・・水星
- 星座・・・双子座
- チャクラ・・・第3チャクラ(ソーラープレクサス)、第5チャクラ(スロート)
プチグレン精油の主な成分と作用
【主な成分】エステル類が主成分です。
エステル類: 酢酸リナリル(45~55%)、アントラニル酸ジメチル、酢酸ゲラニル、酢酸ネリル
モノテルペンアルコール類: リナロール(20~30%)、α-テルピネオール(4~10%)、ゲラニオール、ネロール
モノテルペン炭化水素類: trans-β-オシメン、β-ピネン、β-ミルセン、リモネン
【主な作用】
健胃、鎮痙攣、血圧降下、神経バランス回復、自律神経調整、抗炎症、抗菌、抗感染、瘢痕形成(創傷治癒)、皮膚組織再生、鎮静、抗うつ、精神安定、精神強化、精神高揚
プチグレン精油の効能
身体への作用
消化不良や胃痛、便秘や下痢など、ストレスや疲労からくる胃腸の不調に働きかけます。血圧を下げる働きをします。
皮膚への作用
皮脂の分泌を調整する働きをします。脂性肌や老化肌に適しています。
精神への作用
中枢神経に作用し自律神経を調整する働きがあります。緊張感や不安感の緩和に役立ちます。
おすすめブレンド
柑橘系や花の精油との相性がいいです。
柑橘系の精油とのブレンドは香りに深みがでます。
プチグレンの主な使い方
芳香浴やボディトリートメント、フェイシャルケア、頭皮ケアに適しています。香水にも使用されています。
プチグレン精油 おすすめの使い方のレシピはこちらから
⇒ https://aroma-mary.com/seiyu-puchiguren-recipe
まとめ
高価なネロリと効能が似ていますが、プチグレンはお求めやすい価格です。
鎮静作用が高い精油のため、手元に持っておきたい精油のひとつになりますね♪