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カラミント
別名で「マウンテンバーム」「カラミンサ」と呼ばれています。初夏から秋にかけて、小さな花を次々と咲かせます。ミントの仲間ではありませんが、ミントような香りがします。
基本情報
- 学名・・・Calamintha nepeta
- 科名・・・シソ科
- 主な産地・・・フランス、スロベニア
- 抽出方法・・・水蒸気蒸留法
- 抽出部位・・・花と茎葉
- 注意事項・・・妊娠中、授乳中、乳幼児、高齢者、てんかん患者には使用しないでください。
- 香りの分類・・・ハーブ系
- 香りのノート・・・ミドルノート
- ブレンドファクター(B・F)・・・不明
カラミント精油の主な成分と作用
【主な成分】ケトン類が多く含まれています。
ケトン類: ℓ-メントン(20~25%)、プレゴン(10~20%)、ピペリトン(10~15%)、ピペリテノン(5~10%)、イソメントン
モノテルペン炭化水素類: リモネン(20~25%)、α-ピネン・β-ピネン
【主な作用】
甲状腺ホルモン分泌抑制、気管支強壮、神経強壮、胆汁分泌促進、肝臓刺激、消化促進、強壮、抗感染、抗真菌、精神強化、精神高揚
カラミント精油の効能
身体への作用
甲状腺の不調に働きかけます。感染症に役立つといわれています。
皮膚への作用
皮膚への使用はあまりみられません。
精神への作用
イライラを鎮めたり、不安感の緩和に役立ちます。
おすすめブレンド
ハーブ系やスパイス系の精油との相性がいいです。
カラミントの主な使い方
芳香浴や吸入、ボディトリートメントに適しています。
まとめ
カラミントは精油としてよりも、ハーブティーとして飲むほうが一般的かもしれません。カラミントは育てやすいハーブですよ。