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『月と太陽のアロマセラピー』(著者:小林ケイ/BABジャパン)
著者の「小林ケイ」さんは、Kei.K Aroma Studio(小林ケイ アロマステューディオ)を主宰しています。
他にも『奇跡のアロマ教室』『アロマとチャクラのレッスン』を出版されています。
本書は、帯にもあるように、はじまり・成長・達成・実り・変容の人生の五つのステージで、アロマテラピーを活用する方法を紹介しています。
本書は、中医学をアロマテラピーに取り入れる方法が、ステップを踏んで
書かれています。
中医学の考えを、アロマテラピーに取り入れたい方におすすめします!
Contents
中医学にアロマセラピーを取り入れる手順とは
中医学の3本柱。それは「氣」「陰陽」「五行説」です。
・氣は、自分らしく生きるための土台として
『月と太陽のアロマセラピー』
・陰陽は、氣を最大限に活かすためのオン・オフのスイッチとして
・五行は、自分の人生を巡らせるガイドとして
本書は、中医学の3本柱をアロマセラピーに取り入れて、自身の健康維持に役立てるための情報が詰まっています。
「氣」~自分の土台をつくる
私たちの生命エネルギーのことを、中医学では「氣」と呼んでいます。
第一のステップは、「氣」をたくさん取り入れることです。
氣が満たされていると、心身の調子が良くなると考えられています。
ところで、氣を満たすためにはとうしたら良いのでしょうか。
そこで精油を活用します。
精油の源である「植物」は光合成をして、太陽エネルギーを吸収しています。
太陽エネルギーは、生命エネルギー(氣)となります。
つまり、精油の源である植物には、氣がつまっていると考えられます。
そのため、氣を取り入れるのに、精油を使用します。
本書には、どんな精油を、どのように使用するのかが書かれています。
「陰陽」~オン・オフの上手な切り替えで氣を活かす
自然界のすべてのものは「陰」と「陽」のどちらかに、当てはめることが出来ると考えられています。
この考えに基づいて発展したのが「陰陽説」です。
例えば、「昼」は「陽」、「夜」は「陰」
さらに、「陰」と「陽」は比較の上で考えます。
精油も「陰」と「陽」に分けられます。
例えると、元気が出る香りのオレンジは「陽」、それより重い香りのラベンダーは「陰」に分けられます。
さらに本書は、「朝」「昼」「夕方」「夜」と時間を4つにわけ、それぞれの時間に適した精油の使用を提案しています。
オンとオフの切り替えに、精油を上手く利用したいですね。
「五行」~自分らしい人生を巡らせる
氣を満たし、オン・オフを上手に切り替えることが出来るようになったら、
次のステップです。
五行の「五」とは、自然界の「木・火・土・金・水」という五つの要素をあらわし、「行」は「動き・巡り・作用」を意味します。この世のあらゆるものは五要素から成り立ち、お互いに助け合い、バランスをとり合いながら巡るとされ、五行のバランスが調っていると巡りが安定すると考えます。
『月と太陽のアロマセラピー』
本書では、植物の一生に重ねて説明されています。
種をまき「水」→ 芽が出て「木」→花を咲かせ「火」→実がなり「土」
→葉を落とす「金」
それぞれのステージに、対応した精油が紹介されていますので、うまく使用していきたいですね。
まとめ
本書は、中医学をアロマセラピーに取り入れる、具体的な方法が書かれています。
アロマセラピストの方はもちろんのこと、アロマセラピーの知識の幅を広めたい方にも、是非おすすめしたいです。
本書を活用し、快適なアロマ生活を送りましょう♪