これまで、西洋占星術で使用されるホロスコープには、何が示されているかを紹介してきました。
ホロスコープにもいくつか種類があります。
アロマテラピーで主に使用されているホロスコープは「ネイタルチャート(バースチャート)」と呼ばれています。
ネイタルチャート(バースチャート)とは、その人の、生年月日、出生時間(分かれば)、出生場所から、
12ハウス、12星座、10惑星を主に配置した出生図のことです。
詳しくは、下記の「アロマテラピーと西洋占星術」の記事を確認してください。
アロマテラピーと西洋占星術 Vol.1【12星座】
アロマテラピーと西洋占星術 Vol.2【12星座・10の惑星・12のハウス】
では実際に、アロマテラピーに西洋占星術を使用するには、どのようにすればいいのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
Contents
西洋占星術(ホロスコープ)から精油を選ぶ
ネイタルチャート(バースチャート)を作成する
ホロスコープ(ネイタルチャート・バースチャート)を作成してみましょう。
「ホロスコープ作成ツール」はインターネット上で検索すると、無料で手に入ります。
”ネイタルチャート 無料” や ”ホロスコープ 無料” で検索してみてください。
あなたが使いやすい「ホロスコープ作成ツール」を使用してみてください。
参考までに、以下にURLを貼っておきます。
http://www.horoscope-tarot.net/
ここでは、シンプルに、パーソナリティーを象徴する、「太陽」「月」「アセンダント(AC)」を
参考にして、精油を選ぶ方法を紹介します。
生年月日、出生時間、出生場所を入力して、ホロスコープ(ネイタルチャート)を作成してみましょう。
生まれた時間が不明の場合でも、作成できるホロスコープもあります。
次に、「太陽」と「月」「アセンダント(AC)」は何を示すのかを確認しておきます。
太陽星座
太陽がある星座を「太陽星座」といいます。
その人自身をもっとも象徴する惑星です。
西洋占星術では、月とならび、最も重要な惑星のひとつとされています。
いわゆる「星占い」は、太陽が位置する星座で占います。
月星座
月がある星座を「月星座」といいます。
その人の素を表している惑星だといえます。
地球から一番近い天体は月で、私たちに様々な影響を与えています。
たとえば「月の満ち欠け」と「暦」は、深い関係にありますよね。
月は、その人が「どのような状態ならリラックスできるか」を知るために適している惑星です。
アセンダント(AC)
アセンダント(AC)にある星座を「アセンダント星座」といいます。
他人から見た印象を表します。つまり、自身の外面を象徴しています。
西洋占星術の結果から精油を選ぶ
次は、例をあげて見ていきます。
生年月日:1980年12月10日
出生時間:午前7時30分
出生場所:東京都
【太陽】【ASC】
太陽星座とアセンダント星座は「いて座」
いて座の精油:
カルダモン・ジュニパー・ベルガモット・グレープフルーツ・ナツメグ・バーチ(白樺)・ヒソップ
【月】
月星座は「やぎ座」
やぎ座の精油:
ティートゥリー・ジンジャー・ユズ・サイプレス・べチバー・ミルラ・ロックローズ
いて座とやぎ座の精油の中から、複数の精油を選びブレンドします。
好きな香りや、効能を考えて精油を選びましょう。
それでは、次に具体的な例を挙げてみます。
思考をクリアにするブレンド
芳香浴をします。
太陽星座の「いて座」から、「ジュニパー」:4滴
月星座の「やぎ座」から、「ティートゥリー」:2滴
「ジュニパー」は、思考が停滞したときに使用したい精油です。
「ティートゥリー」は、気力の回復に役立ちます。
まとめ
今回は、パーソナリティーを象徴する、「太陽」「月」「アセンダント(AC)」を参考にして、精油を選ぶ方法を紹介しました。
この他に、「3区分」「4区分」や、「アスペクト」を考慮するなど、様々な方法があります。
西洋占星術を取り入れて、精油を選ぶのは、様々な方法があり、少々複雑です。
もっとシンプルに考えて、あなたの「太陽星座」のみを参考にして、精油を選ぶ方法でもいいと思います。
「太陽星座」とは、テレビや雑誌で採用されている、あなたの誕生日から導き出された星座
のことをいいます。
もっと詳しく「アロマテラピー西洋占星術」について知りたい方は、下記の書籍を参考にしてみてください。